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1日に必要なビタミン葉酸の量は?男女別の目安とメリット・デメリット、豊富な食材も紹介!
こんにちは!
健康や美容、妊活に関心がある方なら、一度は「葉酸」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
でも、「実際にどれくらい必要なの?」「摂りすぎるとどうなるの?」「どんな食べ物に多いの?」など、意外と詳しく知られていないのが現状です。
今回はそんな葉酸について、
・男女別の1日の必要量
・摂取によるメリット・デメリット
・葉酸が豊富な食品例
を、わかりやすくご紹介していきます!
葉酸ってなに?基本のき!
葉酸(英語名:folic acid)は、水溶性のビタミンB群の一種(ビタミンB9)で、細胞の再生やDNAの合成に欠かせない重要な栄養素。特に妊娠中や妊活中の方には、胎児の正常な発育に欠かせない栄養素として知られています。
男女別・1日に必要な葉酸の摂取量(推奨量)
日本の「厚生労働省」による**食事摂取基準(2020年版)**をもとにした推奨量は以下の通りです。
区分 | 年齢 | 推奨摂取量(μg/日) |
---|---|---|
成人男性 | 18歳以上 | 240 μg |
成人女性 | 18歳以上 | 240 μg |
妊娠を希望する女性 | 妊活中 | 食事から240μg + サプリ等から400μg(合計640μg) |
妊娠中 | – | 480 μg |
授乳中 | – | 340 μg |
💡 ポイント:
妊娠・妊活中は特に多くの葉酸が必要とされます。通常の食事に加えて、サプリメントからの追加摂取が推奨されているのが特徴です。
葉酸を摂るメリットとは?
葉酸はどんな良い働きをしてくれるのでしょう?主なメリットは以下の通りです:
✅ 1. 胎児の神経管閉鎖障害の予防
妊娠初期に十分な葉酸を摂ることで、**先天性の神経管閉鎖障害(例:二分脊椎)**のリスクを減らすことができます。
✅ 2. 赤血球の生成を助ける
ビタミンB12とともに造血作用があるため、貧血予防に効果的です。
✅ 3. DNA合成・細胞分裂をサポート
新陳代謝が活発な人(妊娠中、成長期など)に特に重要です。
✅ 4. 動脈硬化の予防
ホモシステインという血中の有害アミノ酸を分解し、心筋梗塞や脳卒中のリスクを下げるともいわれています。
摂りすぎるとどうなる?葉酸のデメリット
葉酸は基本的には安全ですが、サプリメント等から大量摂取すると以下のような注意点があります。
⚠️ 1. ビタミンB12欠乏の症状を隠す
貧血の症状だけを改善してしまい、神経障害などの深刻な症状が見逃されるリスクがあります。
⚠️ 2. 吐き気や不眠などの副作用(過剰摂取時)
1日1,000μg以上の長期摂取は避けるべきとされています。
葉酸が豊富な食材ベスト5!
葉酸は緑の野菜や豆類、果物に多く含まれます。以下に代表的な食材をまとめました!
食材 | 葉酸含有量(μg/100g) | 特徴 |
---|---|---|
ほうれん草(茹で) | 約110μg | 栄養バランスが良く、鉄分も豊富 |
枝豆(茹で) | 約260μg | タンパク質も豊富で妊婦さんに◎ |
ブロッコリー(茹で) | 約210μg | 食物繊維やビタミンCも豊富 |
アスパラガス(茹で) | 約180μg | カリウムも多くむくみ対策に◎ |
レバー(鶏) | 約1,300μg | 圧倒的含有量!ただし摂取頻度に注意 |
💡 注意: 葉酸は水に溶けやすく熱に弱いので、調理時の加熱しすぎに気をつけましょう!
まとめ:葉酸は一生付き合っていきたいビタミン!
葉酸は、妊娠中の女性だけでなく、すべての人にとって重要なビタミン。
特に食生活が偏りがちな現代では、不足しがちなので、意識して摂ることが大切です。
バランスの良い食事+必要に応じてサプリメントで、健康で元気な毎日を目指しましょう!
🌿 あなたも今日から「葉酸生活」始めてみませんか?
葉酸を知って、健康生活を送ってください。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。次の投稿で会いましょう
バイバイ