目次
リン(Phosphorus)って実は重要!1日の必要量と摂り過ぎ注意点もチェック!
こんにちは!
今日は、体にとってとても大切だけど、ついつい見落としがちな「リン」についてご紹介します。
「リンってカルシウムと関係あるやつ?」なんて思ったあなた、実は大正解です!
それでは、さっそくいってみましょう!
◆ リンってなに?どんな役割があるの?
リンは、カルシウムと並んで骨や歯の構成成分になる、とても大切なミネラルの一つ。
さらに、エネルギー代謝や細胞膜の構成、DNAやRNAの材料にもなっていて、生命活動の基礎を支える栄養素なんです。
◆ 1日に必要なリンの量は?
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、1日の推奨摂取量は以下の通りです。
性別 | 年齢 | 推奨量(mg/日) |
---|---|---|
男性 | 18歳以上 | 1000 mg |
女性 | 18歳以上 | 800 mg |
※成長期の子どもや妊娠中・授乳中の女性はもう少し多めに必要になることも。
◆ リンを摂るメリット
- 骨や歯を丈夫にする
カルシウムと一緒に骨を作る大事な成分。 - エネルギー代謝を助ける
ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー物質の材料になります。 - 細胞の働きを支える
細胞膜や遺伝情報(DNA・RNA)に欠かせません!
◆ でも摂りすぎには注意!
現代の食生活では、リンを摂り過ぎる傾向が強いです。特に加工食品や清涼飲料水に含まれる「リン酸塩」がその原因。
リンの過剰摂取によるデメリット
- カルシウム不足になる
リンを摂りすぎると、体内のカルシウムが排出されやすくなり、骨粗しょう症のリスクが上がることも! - 腎機能への負担
特に腎臓の弱い方は注意!リンがうまく排出できず、体に溜まってしまうことがあります。
◆ リンが多く含まれる食品例
食品 | 含有量(mg/100g) |
---|---|
プロセスチーズ | 約730 mg |
インスタントラーメン(粉末スープ含む) | 約300〜500 mg |
加工肉(ハム・ソーセージ) | 約300〜400 mg |
魚(いわし、さけ等) | 約250〜300 mg |
ナッツ類(アーモンドなど) | 約500 mg |
清涼飲料水(炭酸飲料など) | リン酸として添加されていることが多い(明記されないことも) |
注意点!
自然な食材に含まれるリン(有機リン)は吸収率が50〜60%程度ですが、食品添加物の無機リンは90%以上吸収されます!つまり、加工食品のリンは吸収されやすく、体に負担が大きいんです。
◆ まとめ
🔹 リンは骨やエネルギー、細胞に不可欠なミネラル!
🔹 男性は1日1000mg、女性は800mgが目安。
🔹 加工食品や清涼飲料水には要注意!過剰摂取でカルシウム不足に…。
🔹 魚やナッツなど自然な食材で、バランスよく摂ろう!
毎日の食生活をちょっと意識するだけで、体はしっかり応えてくれますよ♪
「健康は一日にしてならず!」
次回も体にいい栄養情報をお届けします!
リンを知って、健康生活を送ってください。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。次の投稿で会いましょう
バイバイ