📊 2026年1月第3週(1/12〜1/17)マーケット動向まとめ

保有資産

― 年初相場の“試金石”週:インフレ・政策・景気指標が相場を左右

新年相場も2週目を過ぎ、本格的に 「データ → 市場コンセンサス → 金融政策の読み直し」 という週になりました。
1月1週目・2週目で出揃った雇用統計や早期景気指標を踏まえ、1月第3週は「CPI(インフレ指標)」「米需要動向」「需給改善データ」 などが世界の株価方向性を決める重要週です。

特に 米国12月消費者物価指数(CPI) は、FRBの金融政策判断に直結するため株・為替・債券に同時に影響します。
また、この週は日本市場でも 設備投資関連統計や企業業績の見通し材料 が相次ぎ、値動きに厚みが出る週になります。


🌍 海外マーケット:イベントカレンダー(重要度付き)

日付曜日イベント重要度
1/12(月)欧州・ドイツZEW景況感指数6/10
1/13(火)米12月 消費者物価指数(CPI)10/10
1/14(水)米新築住宅販売・小売売上高7/10
1/15(木)米フィラデルフィア連銀景況指数7/10
1/16(金)米鉱工業生産・設備稼働率7/10
1/17(土)(週末需給調整要素)5/10

※日付と重要度は直近の経済カレンダーを参照。世界のインフレ・景気データは市場予想との乖離で株・債券・為替のトレンドが一変する可能性が高いです。


🔎 海外マーケット イベントごとの解説と相場への影響


📍 1/12(月) 欧州景況感指数 & 国内消費関連指標

重要度(欧州):6/10 | 日本:7/10

週明けは欧州の ZEW景況感指数 が控えており、欧州経済の現状判断が明らかになります。
ドイツ中心の景況感が悪化するとユーロ圏全体のセンチメントが弱くなり、世界株安 → 投資資金のドルシフト圧力 がかかる可能性があります。

同日、日本側では 国内消費関連の指数 が複数発表されます。
消費動向は日本経済の柱とも言えるテーマで、特に小売・内需セクターへの資金流入を予測する上で重要です。

影響予想
✔ 欧州景況感強まる → ユーロ高・リスクオン
✔ 消費堅調 → 日経上昇サポート


📍 1/13(火) 米国 12月 消費者物価指数(CPI)

重要度:10/10(週最大のイベント)

1月第3週最大のマーケットイベントは、米国の消費者物価指数(CPI)発表 です。
12月のCPIは前月と比較して市場予想 ~2.7%前後と見込まれており、インフレの鈍化傾向が継続しているかが焦点になります。

🔎 CPIがマーケットにもたらす影響

① 強いインフレ(予想上回る)
→ 消費は底堅いと判断 → 利下げ観測後退 → 金利上昇圧力
➡ 株式は調整色強く、ドル高

② 予想通り/やや鈍化
→ FRB利下げ余地が残るとの見方 → ハイテク・グロース株に追い風
➡ リスクオン・株高・ドル安

この発表は FRBの政策判断に最も影響しやすいデータ であり、株・債券・為替すべてが反応するため、1月のテーマを決める重要イベントです。


📍 1/14(水) 米新築住宅販売 & 米小売売上高

重要度:7/10

労働市場データ後、週央には実需に近い数値として

米新築住宅販売件数
米小売売上高

が発表されます。消費活動の実態を反映するため、個人消費・景気の踏み込み具合が確認できます。

反応シナリオ
✔ 強い数値 → 企業業績改善期待
✔ 弱い数値 → 景気鈍化の懸念

これらはCPIの後に株価や小売・住宅関連株のトレンドを確認するための指標です。


📍 1/15(木) 米フィラデルフィア連銀景況指数

重要度:7/10

フィラデルフィア連銀景況指数は、米東海岸地域の製造・非製造業の景況感を示す統計です。
指数が強ければ景気回復の「実感値」に繋がる一方、弱ければ景気の停滞感が意識され、株価は景気敏感株を中心に波乱要因になります。


📍 1/16(金) 米鉱工業生産・設備稼働率

重要度:7/10

産業サイドの需要が強いかを見る代表データ。
鉱工業生産の伸びは需給改善と企業投資の動向の先行指標になるため、市場は敏感に反応しがちです。


📍 1/17(土) 週末需給・年初ポジション整理

重要度:5/10

週末は ポジション整理や年初の需給リバランスが進むため、値動きが広がる可能性があります。
大手機関の積立・再投資判断が出るケースもあるため、翌週の地合い を占う局面です。



🗾日本マーケット:国内イベントカレンダー

日付曜日イベント重要度
1/12(月)国内消費関連指数・需給動向7/10
1/14(水)機械受注・設備投資関連8/10
1/15(木)日本企業決算(12月期中心)9/10
1/16(金)日銀「主な意見」公表8/10
1/17(土)年初需給リバランス要因5/10

※日本国内イベントは統計発表・企業決算・日銀関連資料公開が注目です。経済意識や為替にも影響が出やすい内容です。


🗾日本市場イベントの解説


📌 1/12(月) 国内消費関連指数

重要度:7/10

内需関連セクターの「需給感」を早期に把握できる日。
消費が強い場合は、小売や飲食、サービス株にポジティブな資金流入が見られます。


📌 1/14(水) 機械受注・設備投資指標

重要度:8/10

日本企業の成長余力を測る先行指標です。
輸出関連・資本財関連株の業績予想に影響しやすいです。


📌 1/15(木) 日本企業決算(12月期中心)

重要度:9/10

1月中旬は 日本企業の決算発表ラッシュ でもあります。
自動車・機械・電機セクターを中心に、予想を上回る好決算は国内株式市場全体を押し上げます。

決算結果が市場コンセンサスを上回れば
→ 株高・買い戻しが強まる流れ

逆に想定未達の場合
→ セクター全体の調整売りが進むリスク


📌 1/16(金) 日銀「主な意見」公表

重要度:8/10

日銀の主な意見は、日銀関係者が実際に何を議論したか の中身が見える重要資料です。政策スタンスを判断する上で欠かせません。
円相場や銀行株にとって敏感な材料となる可能性があります。


📌 1/17(土) 需給リバランス

重要度:5/10

週末は、年初の再投資・年金運用のポジション調整が進むタイミング。
日本株でも需給変化による値動きが発生する可能性があります。


📊 株価・為替市場の全体インパクト予想


📈 株式市場

1月第3週は、「インフレ vs 景気判断」 の天秤がかかる週です。

シナリオA(インフレ鈍化・弱い景気)

✔ CPIが予想より低く出る
✔ 消費・住宅販売が減速
FRB利下げ圧力が強まりリスクオン → 株高継続
👉 米ハイテク・グロース株が上昇

シナリオB(インフレ強含み)

✔ CPIが予想以上
✔ 住宅・消費が強い
利下げ期待後退 → 株価調整
👉 伝統的景気敏感株は軟化


💱 為替(USD/JPY・EUR/JPY)

  • 米CPIが強い → ドル高・円安圧力
  • CPIが鈍化 → ドル安・円高圧力
  • 日銀意見がタカ派 → 円高

為替は短期トレンドを左右する重要ファクターです。


🪙 コモディティ

インフレ鈍化→利下げ観測
→ 金(GOLD)はリスクオフ/避難買いで上昇傾向も


🧠 まとめ


📌 短期(1〜5日)

  • CPI前はポジション軽め
  • 発表後にトレンド確認して追随買い/売り

📌 中期(1か月)

  • インフレ鈍化が確認されればハイテクセクター主体
  • 強いインフレなら循環株・金融株の物色が進む

✍️ 最後に


 2026年1月第3週は、月全体のマーケットの方向性を決めるような 「インフレ × 消費 × 需給」 の複合週です。
 トレードのカギはイベントごとの 結果の解釈と次の動きにどう繋げるか が重要になります。

 是非、今回のイベントを「単発のデータ」としてではなく
“相場の構造を読み解くコンテクスト” として捉えてください。

次週以降のマーケット動向も、引き続き丁寧に解説していきます。どうぞお楽しみに!


最終判断はご自身で行ってください。

今回も読んでいただき、ありがとうございます。次の投稿で会いましょう

バイバイ


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