📊 2025年9月 第2週(9/8〜9/12)のマーケット動向まとめ

投資

 こんにちは、マーケットウォッチャーの皆さま!
9月1週目は米雇用統計(NFP)が予想を大幅に下回り、金融市場は「利下げ期待」に大きく傾きました。その流れを引き継ぐ第2週は、インフレ指標・中央銀行の動き・消費者心理といった材料がぎっしり。
この記事では、米国と日本の注目イベントをカレンダー形式で整理し、重要度スコア付きで深掘り解説します。戦略構築のヒントにぜひどうぞ!


🌍 海外:株価を揺さぶる注目イベント

日程イベント内容重要度
9/8(月)米市場:休場明けで薄商い、先週のNFP余波3/10
9/9(火)改定Q2雇用統計(リビジョン)/FOMCメンバー講演8/10
9/10(水)卸売在庫・財政収支など5/10
9/11(木)米8月CPI(消費者物価指数)発表10/10
9/12(金)ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)7/10

▶ 月曜:静かなリスタート

 米国は休場明けで薄商い。先週の弱いNFPを受け、利下げ期待の持続力が試されます。エネルギーや小型株の値動きは不安定になりやすい場面。

▶ 火曜:改定雇用統計 & FOMC講演

  • 改定NFPや失業率の修正が出る可能性あり。
  • FOMCメンバーが「利下げ時期」に触れるかどうかが大きな注目点。
    →タカ派なら調整圧力、ハト派なら株価上昇継続。

▶ 木曜:最大の山場「米CPI」

  • CPI鈍化(予想下回り) → 利下げ期待加速、株高・ドル安
  • CPI強含み(予想超え) → 利下げ期待後退、株安・ドル高
    →為替・債券・株式、すべての資産クラスを揺さぶるメインイベント。

▶ 金曜:消費者信頼感指数

  • 家計マインドとインフレ期待に注目。
  • 小売株や消費関連に影響。前日のCPIとセットで見極めるべき指標です。

🗾日本:国内独自イベント

日程日本向けイベント内容重要度
9/9(火)BOJ:金融機関主要指標(貸出・預金動向)7/10
9/10(水)企業物価指数(CGPI・8月分)/日銀会計関連資料6/10
9/12(金)追加経済対策(補正予算案・家計支援策)発表の可能性8/10

▶ 火曜:金融機関指標

 貸出増加が鮮明なら、国内景気の底堅さと利上げ圧力を示唆。銀行株にはプラスも、円高圧力に注意。

▶ 水曜:企業物価指数(CGPI)

 資源高の影響や価格転嫁の強さを確認するデータ。インフレ基調なら金融引き締め圧力、逆に鈍化なら株式に安心感。

▶ 金曜:追加経済対策の可能性

 公共投資・家計支援・消費刺激策が盛り込まれるか注目。
→内需株・建設株・小売株に追い風。


📌 総まとめ:読みどころ&戦略のヒント

  • 週前半(9/8〜9/9):方向感乏しいが、改定雇用統計&FOMC発言に敏感。小型ポジションで様子見が無難。
  • 週中盤(9/10〜9/11):CPIが最大イベント。結果次第で世界の相場地図が塗り替わる可能性。
  • 週末(9/12):米消費者信頼感+日本の追加経済対策。内需株と消費関連に一時的な強い資金流入も期待。

✅ 想定シナリオ

  • CPI鈍化+日本の経済対策あり
    → 世界株高・円安・輸出株と内需株双方が買われる「リスクオン相場」
  • CPI強含み+経済対策遅れ
    → 米株調整・ドル高・円高。日本株は輸出株中心に軟調「リスクオフ警戒」
  • 予想通りの中立シナリオ
    → ボラティリティ低下、個別銘柄物色が主体に

✍️ ブログ風まとめ

 「9月第2週は、米CPIと日本の追加経済対策、この2つが相場の方向性を決めるカギになります。雇用統計で高まった利下げ期待は“続くのか、それとも裏切られるのか”。投資家は週央のCPIに神経を尖らせるでしょう。

 一方、日本市場は円相場の動向に加え、政府の経済政策がトリガーになり得ます。米国発のイベントに押されがちな東京市場ですが、国内材料で独自の強さを発揮できるかどうかも見どころです。

今週は『仕込みは軽く、CPI後に動く』。これが賢い戦略となりそうですね。

最終判断はご自身で行ってください。

今回も読んでいただき、ありがとうございます。次の投稿で会いましょう

バイバイ

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