石破茂総理、辞意を表明
2025年9月7日、石破茂首相(67)がついに辞任の意向を表明しました。参院選での与党大敗が直接の要因であり、石破氏は「党の分裂を避けるため」との言葉で退陣を決断。2024年に自民党総裁選で勝利し総理となってからわずか1年足らずの短命政権となりました。
石破茂の経歴:政策通で“軍事オタク”の異名も
- 生年月日:1957年2月4日、東京都千代田区生まれ。
- 学歴・職歴:慶應義塾大学法学部卒業後、三井銀行勤務を経て1986年に衆院初当選。
- 主要ポスト:防衛庁長官・防衛大臣、農林水産大臣、自民党幹事長、政調会長などを歴任。
- 特徴:安全保障・防衛に強く、「日本版海兵隊」構想などユニークな提案も。自衛隊や軍事技術への知識の深さから“軍事オタク”とも呼ばれました。
石破政権がやったこと
短期間ながらも、石破政権はいくつかの大きな成果を残しました。
- 米国との大型貿易協定を締結
日本車関税の引き下げを実現し、米国への巨額投資を確約。日米経済関係を安定させました。 - 地方創生と税制改革への着手
「人口減少を克服する地方再生」を掲げ、最低賃金1,500円や資産課税強化といった公正な税制改革を提言。 - 防衛・安全保障政策の強化
防衛費をGDP比2%へ引き上げる目標を明示。アジアの安全保障連携を模索し、日本の立ち位置を強める方向性を打ち出しました。
次期総理候補と掲げる政策
与党内有力候補
- 高市早苗氏(64)
・積極財政を重視し、日銀の利上げに反対。
・憲法改正や靖国参拝など、保守的価値観を前面に。 - 小泉進次郎氏(44)
・「信頼回復」を旗印に、若さと発信力で支持を集める。
・農水相時代に米価高騰対策を行い、脱原発にも意欲。 - 林芳正氏(63)
・外交・安全保障に精通し、英語力を活かした国際交渉に強み。
・日銀独立性の尊重、穏健で安定志向の政策。 - 河野太郎氏(62)
・財政健全化と社会保障改革を主張。
・日銀には利上げを促し、現実路線で収支改善を目指す。
野党側候補
- 野田佳彦氏(68)
・元首相、財政健全化の実務家。
・消費税の一時減税や食料品軽減税率を提案。 - 玉木雄一郎氏(56)
・「手取りを増やす経済政策」を重視。
・消費税削減、防衛・原発政策強化、金融政策は段階的縮小を訴える。
まとめ:次の日本を背負うのは誰か
石破茂総理は、短い在任期間ながらも「地方創生」「安全保障強化」「日米関係の安定」という大きな課題に着手しました。
その後を継ぐリーダーは誰か? 保守色を強める高市氏、若さで突破を狙う小泉氏、安定志向の林氏、現実派の河野氏、そして野党勢力の野田・玉木両氏…。
自民党内総裁選と国会での選出を経て、新しいリーダーの姿が見えてくるのは間もなくです。日本政治の大転換期、その行方に注目が集まります。
はじめて、速報で記事を書いてみました。
今回も読んでいただき、ありがとうございます。次の投稿で会いましょう
バイバイ