食物繊維を知って、健康生活を

健康

1日に必要な食物繊維量はどれくらい?男女別の目安とメリット・デメリット

 こんにちは!

 最近、よく耳にする「食物繊維」。便秘予防だけじゃない、健康維持に欠かせない栄養素のひとつです。でも実際に、どれくらい摂ればいいのか? そして摂りすぎるとどうなるのか? 気になったことはありませんか?

 今回は、「1日に必要な食物繊維量(男女別)」と「食物繊維のメリット・デメリット」を分かりやすくまとめてみました!


食物繊維ってそもそも何?

 食物繊維は、人の消化酵素では消化されない炭水化物の一種。主に植物性の食品に含まれており、**「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」**の2種類があります。

  • 不溶性:腸の働きを刺激し、便のカサを増やす(玄米・ごぼう・豆類など)
  • 水溶性:腸内環境を整え、血糖値やコレステロール値を下げる(海藻・果物・大麦など)

【男女別】1日に必要な食物繊維量の目安(日本人の食事摂取基準2020年版)

年齢男性女性
18~64歳21g以上18g以上
65歳以上20g以上17g以上

理想は、1日25g以上を目指すのがグローバルスタンダード(WHOなど)ともいわれています。


食物繊維のメリット

✅ 便秘の予防・改善

腸の動きを活発にし、スムーズなお通じをサポート!

✅ 腸内環境の改善

善玉菌のエサになることで、**腸内フローラ(腸内細菌叢)**が整います。

✅ 血糖値の上昇をゆるやかに

水溶性食物繊維が糖の吸収を穏やかにするため、糖尿病予防にも◎。

✅ 悪玉コレステロールを減らす

動脈硬化や心疾患リスクの軽減につながります。

✅ 食べすぎ防止&ダイエットに効果的

満腹感が得られやすいため、無理なく食事量をコントロールできます!


食物繊維のデメリット(摂りすぎの場合)

「体に良いから」といって摂りすぎると逆効果になることも。

⚠️ お腹が張る・ガスがたまる

特に不溶性食物繊維を過剰に摂ると、腸内でガスが発生しやすくなります。

⚠️ 下痢や腹痛

水溶性食物繊維を一度に大量に摂ると、腸が過敏に反応することも。

⚠️ ミネラルの吸収阻害

食物繊維にはカルシウムや鉄分の吸収を妨げる作用があるため、過剰摂取には注意が必要です。


まとめ:バランスが大事!

  • 食物繊維は男女ともに20g前後が目安
  • 野菜、果物、海藻、豆類、穀物などからバランスよく摂ることが大切
  • サプリや過剰摂取に頼りすぎず、普段の食事で自然に取り入れるのがベスト

🍽 今日からできる!簡単に食物繊維を増やすコツ

  • ご飯を雑穀米や玄米にチェンジ
  • 野菜は一日350g以上を目指す
  • おやつにドライフルーツやナッツをプラス
  • 味噌汁にきのこや海藻を入れる

腸活は“未来の自分への投資”とも言われます。ぜひ、毎日の食事に少しだけ意識を向けて、内側から元気なカラダづくりをしていきましょう!

食物繊維を知って、健康生活を送ってください。

今回も読んでいただき、ありがとうございます。次の投稿で会いましょう

バイバイ

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